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青函トンネルの「なぜ?」 [社会]

青函トンネルの「なぜ?」に色々答えます。
seikanntonnneru 01.jpg
<引用>:http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20100728

【青函トンネルはなぜ作られたのか?】

青函トンネルが開通する以前は青函連絡船での移動が主でした。
しかし船の運航は天候に左右される、鉄道からの乗り換えの手間がかかる等あります。

過去に洞爺丸沈没事故という大惨事があり、この事故をきっかけに青函トンネルの建設計画が具体化、1961年着工し27年後の1988年に開通しました。
これにより本州~北海道が鉄道で結ばれ非常に便利になりました。

現在(2014年)時点で北海道新幹線と共用する計画で工事が行われており、新青森~新函館間が2015年開通の予定になっています。


【青函トンネルはなぜ車は通れないのか?】

青函トンネルの全長は53,9km。世界で2番目に長いトンネルになっています。
車が通行できないのにはいくつも問題点がありますが、まず一つ目が事故の問題。
中で火災でも発生しようものならたちまち大惨事になり、これだけ長大なトンネルでは救出作業も非常に困難を極めるでしょう。
当然長期間にわたり通行止めになったりして、物流に多大な影響が出ます。

二つ目に排気ガスの問題
これだけ長大なトンネルですと当然通行量もかなりのものになりますし、しかも海面下でのトンネルでは上方向に通風孔を立てる事も出来ませんし、車から出る膨大な排気ガスをどう外へ排出するか?が問題になってきます。

もし仮に車用のトンネルを作る場合、同じ断面積の排気用のトンネルが10本必要になるといわれています。
青函トンネルの建設費用は当時の金額で7500億円。
その10倍の建設費用ではコスト的にも無理があるようです。

橋をかける案も出たようですが、気象条件も厳しい津軽海峡で長大な橋を建設するには無理があるようです。

【青函トンネル なぜ海底駅は廃止?】

青函トンネル内には吉岡海底駅、竜飛海底駅の2つがあります。
なぜトンネル内に駅が出来たのかと言えば、トンネル内で事故、火災が起きた際の消火設備、乗客の脱出路が必要な為に設置された経緯があります。

そしてこの2つの内の竜飛海底駅は期間に限りがありますが、見学コースがあります。
(吉岡海底駅は2006年に休止)

ただ現在は2015年開業予定の北海道新幹線の改修工事と、見学者の減少があげられます。
このために廃止になったようですね。















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